『カラフル』についての戯言 もう一度、人生やり直してみませんか
こんにちはこんばんは!
今日、母親に本買いすぎだって言われました…。そうはいってもというところですが…。でも、頼んでしまったらこっちのもんなんですよ、後で怒られるのですがね。
今回は『カラフル』という本に関する戯言を書いていきたいと思います。
この本は直木賞受賞作家の森絵都先生の代表作の一つです。中高生にも多く愛さられていますね。
あらすじ
気づいたら僕は死んでいて、天使に抽選に当たったと言われ、やり直すことになる。やり直す方法は他人の体に魂を移り、その体で生活するそうだ。その生活の中で自分が前世で犯した罪を思い出したら終了だと。移った体は自殺を働いた人の体らしい。家族もいい人そうに見えるのに何で自殺なんてしたのだろうか。そして前世の記憶を思い出せることが出来るのだろうか。
この本は中学生、高校生といった多感な時期にぜひ読んでほしい本です。もちろん大人になった方にもおすすめなのですが、中高生の方は当てはまることも多いと思うし、共感できるポイントもきっと多いはずなのです。それに、中高生独自の悩みってきっと多いと思うんです。そんな悩みも別の視点からみられることがもしかしたら出来るようになるのではないかなと思います。
この本では最初僕が何者かも知らないまま始まります。斬新ですよね。
自分が前世で何をしたのかを考えながら、生活していくことになるわけです。知らない人の体でね。
いきなりあなたは死にました、もう一度やり直せるなんて言われてもなんのこっちゃと言ったって感じですよね。しかも天使に。しかもその天使は美形の男だし。
この時点でもう興味惹かれますよね。続きが気になってしまいます。
移った先の体は中学生で受験まじかなんですよ。大変な時期に移ってしまいましたね。
家にいても何も変わらないため学校に行き、教室に入ると微妙な雰囲気なわけですよ。この時点で少し察しますよね。友達がいないんですよ。友達がいないのって辛いですよね、僕も友達がいなかった時期ありましたけど、周りの目線が何というか刺さるのですよね。共感できる人も結構いるんじゃないかなって思います。
僕がこの本を読んで感じたのは、誰だって過ちを犯すってことです。当たり前のことですよね。なので、今過去に囚われて悩んでいる人はそんなに気にすることないってことです。悩むことはそんなに悪いことではないですけどね。
僕も過去振り返ってみると散々だったな、もう一度やり直せたらどんなに楽だろうかって考えることはあるけど、それでもよかったってこともあるわけですよ。どうせ数十年程度の人生です。もっと気楽に生きていきましょ。
なのでそういった過去に囚われている人などは是非この本を読んでみてください。
ちなみに、この本で僕が好きな登場人物は佐野昌子という人物です。僕がどういうとこに好きなのかも注目してみてください(笑)
あ、絵はやっぱ辞めます…。
ではでは。